
アメリカン・エキスプレスが発行しているクレジットカードは、国内主要空港とハワイの空港ラウンジを使えます。
また、一部アメックスカードはプライオリティ・パスに無料で申し込めて、プライオリティパスのラウンジも使えます。
アメックスプラチナ、アメックスビジネスプラチナ、アメックスセンチュリオン会員は、デルタスカイクラブラウンジ、センチュリオンラウンジ、その他VIPラウンジも利用可能です。
アメックスの空港ラウンジ特典について、カード種別ごとの利用可能ラウンジ、注意点について解説します。
目次
アメックスカードが使える空港ラウンジ一覧
アメリカン・エキスプレスが発行しているクレジットカードの空港ラウンジは、以下4つでの種別に分かれています。
- 国内主要空港・ハワイのラウンジ
 - プライオリティ・パスのラウンジ
 - デルタスカイクラブ
 - アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
 
国内主要空港・ハワイはほとんどのアメックスカードが利用でき、その他の空港ラウンジは一部カードが使えます。
国内主要空港・ハワイの空港ラウンジ

アメックスが提供している国内主要空港、ハワイの空港ラウンジは、ゴールドカードで一般的な特典です。
アメックスグリーンでも利用できますが、ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード、コーポレートカード、かつて募集されていたブルー・カード使えません。
アメリカン・エキスプレスが提供している国内主要空港、ハワイ・ホノルルの空港ラウンジが無料で使い放題です(一覧)。
しかも、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード、アメックス・グリーン以外は、カード会員本人だけでなく、同伴者も1名まで無料で利用できます。
配偶者や恋人がいる場合、2名で出張する際には一緒にラウンジでくつろぐことが可能なので、利便性が高いと評価できます。
家族カードも同伴者が1名無料になるので、家族で旅行する場合にも便利。夫婦のうち1名が本会員、1名が家族会員だと家族旅行の際には4名までラウンジで寛げます。
ラウンジではソフトドリンクが飲めますし、電源コンセントや新聞・雑誌などが用意されており、出発までの時間を快適に過ごせます。アルコールやスナックが用意されているラウンジもあります。

成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。

羽田空港の第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHでは、朝の時間帯はクロワッサン等のパンもありました。
プライオリティ・パスのラウンジ

一部アメックスカードには、プライオリティ・パスの無料特典が付帯しており、世界膨大な数の空港VIPラウンジを使えます(関空のぼてぢゅう等の空港レストランは無料対象外)。
対象カードの例
- アメックス・グリーン:スタンダード(都度料金)
 - アメックスゴールドプリファード:スタンダード(年2回無料)
 - アメックス・プラチナ:プレステージ(無制限)※同伴者1名も無料
 - アメックス・ビジネス・プラチナ:プレステージ(無制限)※同伴者1名も無料
 - アメックス・センチュリオン:プレステージ(無制限)※同伴者2名も無料
 - ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード:スタンダード(年2回無料)
 - ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード:プレステージ(無制限)
 
通常料金
- スタンダード:99米ドル:2021/1/1時点の1ドル103.20円換算で10,216円
 - プレステージ:429米ドル:同為替レートで44,272円
 
ほとんどのラウンジには、電話、ファックス、電子メール、インターネット接続(Wi-Fi)の設備が整っており、コーヒー・お茶・お水等のドリンクが用意されています。アルコール、軽食、シャワーや会議室を備えたラウンジもあります。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、シャワー室があるなど内容が充実しています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
日本国内ではKAL Business Class Loungeなどを利用可能です。
中部国際空港ではSTAR ALLIANCE LOUNGEも使えます(ファーストクラスセクションは対象外)。
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
 
 
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
搭乗開始のアナウンスがあってからラウンジを出ても十分に間に合うので、搭乗間際まで快適に寛げます。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利です。
一例としてタイのスワンナプーム国際空港では、オマーン航空のラウンジを利用可能。シャワー・仮眠コーナーもあり、出発前のひと時をくつろぐことが可能です。
 
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フードも充実しており、サラダ・チーズ、小皿料理、ホットミール、炭水化物、フルーツ・ヨーグルト、スイーツまで一通り揃っています。

飲み物ではソフトドリンク、ビール・洋酒・白赤ワイン等の基本的アルコールはもちろん、シャンパン・12年ものウイスキーも設置されています。
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デルタスカイクラブラウンジ

アメックス・プラチナ、アメックス・センチュリオン、アメックス・ビジネス・プラチナ、デルタ スカイマイル アメックスゴールドは、デルタ航空に搭乗する際には「デルタ スカイクラブ」を利用できます。
デルタスカイクラブは、通常はビジネスクラス以上かゴールドメダリオン以上の場合のみ利用できます。
クオリティは秀逸であり、居心地よくて快適な空間の中で、食事、アルコールを含むドリンクを楽しんでくつろげます。



搭乗クラスに関わらず、デルタ航空のラウンジを利用できるのはエッジが効いています。
アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション

アメックスプラチナ、アメックスビジネスプラチナ、アメックスセンチュリオンは、世界140ヶ国、500空港で膨大な数の空港ラウンジを利用できます。
世界中の上質な空港ラウンジを利用できるので、海外旅行・出張の際に八面六臂の活躍を見せてくれます。

利用できるラウンジ網は「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」という名前で、インターネットにて空港・都市名で検索もできます。
- The Centurion Lounge(センチュリオン・ラウンジ)
 - International American Express Lounges(インターナショナル・アメリカン・エキスプレス・ラウンジ)
 - Delta Sky Club(デルタ スカイクラブ)
 - Airspace(エアスペース)
 - Escape Lounge US(エスケープ・ラウンジUS)※アメックス・ビジネス・プラチナは対象外
 - Plaza Premium Airport Lounges(プラザ・プレミアム・エアポート・ラウンジ)
 - Lufthansa Lounges(ルフトハンザドイツ航空ラウンジ)
 - Priority Pass(プライオリティ・パス)
 - Japan Domestic Airport Lounge(日本国内空港ラウンジ)
 
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。

アメックス上級会員だけのラウンジとしては、海外の空港に設置されているセンチュリオンラウンジ(The Centurion Lounge)に入れます。
アメリカン・エキスプレスらしい上質のインテリアでくつろげる空間となっています。
主なサービス内容
- 新鮮な季節の食事、プレミアムバー(ソフトドリンク+豊富なアルコール)
 - 会員サービスデスク
 - シャワー
 - 大型薄型テレビ、雑誌・新聞
 - ファミリールーム、キッズルーム
 - 会議スペース、半個人用ワークスペース
 - 高速Wi-Fi、印刷、FAX、コピー、PC
 
センチュリオン・ラウンジはカード会員の他、同伴者2名まで無料で利用可能です。配偶者の家族会員も本人+同伴者2名が無料となります。
本会員カード+配偶者の家族カードの場合、同伴者が各2名まで無料になり、最大6名で使えます。家族連れに配慮した素晴らしいサービスです。
まとめ
アメリカン・エキスプレスのクレジットカードは、ほとんどのカードが国内主要空港・ハワイの空港ラウンジを利用できます。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード、アメックスグリーン以外は、同伴者1名も無料です。
また、アメックス・グリーン、ゴールド、プラチナ、センチュリオンはプライオリティパスを利用でき、ゴールドは年2回無料、プラチナカード以上は無制限で無料です。
アメックスのプラチナ・カードの優位性は、同伴者1名もプライオリティパスのラウンジが無料である点です。
また、プラチナカード以上のアメックスカードは、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションを利用でき、海外のセンチュリオンラウンジなどVIPラウンジを使えます。

デルタアメックスゴールドの場合、ゴールドメダリオンの特典でデルタスカイクラブを使えます。
空港は手荷物検査の必要があるので、新幹線と比較すると早めに行く必要があります。したがって、隙間の待機時間が生じがちです。
しかし、アメックスカードを持っていれば、フライトの待ち時間に空港ラウンジを利用して、ドリンクを飲みながら快適にくつろげます。
ソフトドリンクだけではなく、ビール・ワイン・焼酎などの無料アルコールサービスが有る空港ラウンジや、お菓子・スナックがあるラウンジも存在!
羽田空港国内線では、航空会社運営のラウンジと同じく、手荷物検査後に設置されているラウンジを利用可能で、搭乗の直前まで過ごせます。
プライオリティパスのラウンジでは、アルコール、食事が充実している空港ラウンジもあり、フルスペックの食事を楽しめます。
海外のセンチュリオンラウンジは豪華絢爛であり、快適にフライトまで珠玉の一時を送れます。観光スポットといって過言ではありません。

アメックスは空港ラウンジに強みがあるクレジットカードであり、旅行・出張に八面六臂の活躍を見せてくれます。
アメックスの全プロパーカードの中で、スタンダードカードはアメックスグリーンです。
ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツも保有していると言われている唯一無二の存在で、必要十分なパフォーマンスを発揮しています。
| 月会費(税抜) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 1,000円 | 500円 | 約1週間 | 
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 | 
| 1.0% | ANA1.0%、その他0.8% | メンバーシップ・リワード | 
- 空港ラウンジ無料で使い放題
 - グリーン・オファーズ
 - プライオリティパスのスタンダード会員(都度料金)
 - 充実の付帯保険(返品まで補償)
 - アメックスの豊富なイベントにポイントで参加可能
 
海外旅行に年1~2回必ず行く場合、高級レストランを利用する機会がある場合は、プライオリティパス年2回無料特典、コース料理1名分無料サービスが付帯したアメックスゴールドプリファードがおすすめです。
| 年会費(税抜) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 36,000円 | 2人無料 | 約1週間 | 
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 | 
| 1.0% | 0.4~1.0% | メンバーシップ・リワード | 
- 金属製メタルカード
 - 年1回の無料宿泊特典(年200万円の利用時)
 - Amazon、Yahoo!ショッピング、JAL等でポイント3倍
 - コース料理1名分無料サービス
 - 手荷物無料宅配サービス(往復)
 - プライオリティパスが年2回無料
 - 充実の付帯保険(返品・旅行キャンセル・航空便遅延まで補償)
 - 海外で入院の手配まで行ってくれる日本語電話サポート
 
旅行・出張の機会が多い場合は、世界No.1ホテルグループのマリオットボンヴォイで至れり尽くせりの特典を受けられるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムがおすすめです。
| 年会費(税込) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 82,500円 | 1枚無料、2枚以降有料 | 約1週間 | 
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント | 
| 3.0% | 1.25% | Marriott Bonvoy | 
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年400万円以上の利用&継続)
 - 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
 - 年500万円の利用でプラチナエリート
 - 対象ホテルでポイント2倍
 - 海外旅行では手配まで対象の24時間日本語サポート
 - お得な入会キャンペーン
 
最高峰のアメックス希望の場合はプラチナ・カードがおすすめです。光り輝く金属製メタルカードは抜群の上質感があり、情報感度が高いハイセンスな方々に好評を博しています。
| 年会費(税抜) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 150,000円 | 4人無料 | 約2週間 | 
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 | 
| 1.0% | ANA1.0%、その他0.8% | メンバーシップ・リワード | 
- 複数のグローバル・ホテルの上級会員資格
 - フリーステイギフトで年1回無料宿泊
 - ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
 - 充実の付帯保険(家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
 - アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
 










