クレジットカードでは、本カードのほかに家族カードを発行することもできます。家族に持たせて利用することで、さらにポイントが貯まる・家族もクレジットカードの特典を利用できるなどたくさんのメリットがあります。
今回は家族カードを発行する具体的なメリット、おすすめのクレジットカードをご紹介します。家族ぐるみでクレジットカードを活用してみてはいかがでしょうか。
家族カードの基本事項
まず、家族カードとはそもそもどのようなカードか、基礎情報を知っておきましょう。
家族カードとは何か?
その名のとおり、家族が利用できるクレジットカードのことです。本来クレジットカードは、契約している名義者本人が利用できるものですが、家族カードなら配偶者・両親・子どもにも使わせることができます。
請求は本会員に来るのでバラバラになることがなく、一括して支払えるのもメリットです。家族会員がいつどこでいくら使用したのか、本会員は確認できます。
家族カードは追加発行されるもの
家族カードは、本会員のカードに追加で発行されるものです。例えば楽天カードの会員が、家族カードの追加発行の手続きをすることで、計2枚のカードが利用できるようになります。
家族カードは複数枚発行できますので、配偶者に1枚、母親に1枚といった利用も可能です。ただしカードによっては、枚数制限があったり、一定の枚数以降は発行費・年会費がかかったりすることもあります。
家族なら誰でも使えるわけではない
家族カードといっても、家族が誰でも使えるものではありません。名義人のみが利用できますので、妻のために発行した家族カードであれば、利用できるのは妻だけです。
1枚を家族で使いまわすことはできないので、必要な家族の分だけ発行が必要です。使いまわしをすると、盗難・紛失時の補償が受けられない、カード没収の可能性があるなど、デメリットが多いので絶対に止めておきましょう。
発行の手順
家族カードの発行手順は、以下のとおりです。
- 家族カードの追加発行手続き
- 申込
- 家族カードが郵送されるのを待つ
- 家族カード到着
追加発行手続きは、クレジットカード会社の会員サイトにログインまたは店頭で行えます。多くの方にとっては、会員サイトからの手続きの方が便利でしょう。
名義人と別姓の方を指定する場合、WEBでは受け付けられないことがあります。問い合わせ用のコールセンターに電話をして、店頭なのか郵送なのか、確認してください。
申請が終わると申込に入ります。本会員の申込と違って年収などを問われることはありませんが、年齢など事実と異なることのないよう、申込みの際に気を付けて入力しましょう。
家族カードの申込で確認されるのは、主に以下の事項です。
- 年齢(18歳以上など、発行条件を満たしているかどうか)
- 職業(高校生では発行できないことがほとんど)
家族カード利用のメリット
家族カードをうまく活用すると、ポイントがどんどん貯まる、本会員と同様の特典やサービスを受けられるなど、いろいろなメリットがあります。
家族でポイントを貯められる
家族カードのメリットの中でも大きいのが、ポイントを効率よく貯められること。本カードと同様にポイントやマイルが貯まります。
家族ぐるみでポイントを貯めて、あとで合算することも可能です。一人ではなかなか手が届かない特典も、家族の協力があれば入手可能になるかもしれません。
例えばJALカードには、「家族プログラム」という制度があります。家族がそれぞれ貯めたJALマイルを、特典交換のときにまとめて合算することができるプログラムです。
特典航空券は多くのマイル数が必要になり、本会員だけでは到達できないかもしれません。そんなときに家族会員のマイルも合算できれば、手が届く可能性も出てくるでしょう。
豪華な家族旅行などを目指して、効率よくポイントを貯めるのも楽しいでしょう。ポイントの有効期限などに気を付けながら、計画を立てて貯めてみてください。
ブラック属性でも持てる
意外なメリットがこちらで、過去に金融事故などを起こしてブラックリスト入りした方でも、家族カードを持つことができます。
通常ブラック属性になってしまうと、しばらくの間クレジットカードは作れません。本カードの申込では過去の利用状況などをチェックされるので持つことはできませんが、家族カードには入会申込がありません。
ブラックリストに入ってしまった方は、家族に協力をお願いして家族カードを発行してもらいましょう。
家族カード保有者も本カード保有者同様のサービスや保険に加入可能
家族カードの会員も、本会員と同様の保険やサービスを利用できます。空港ラウンジの無料利用は便利なサービスの1つで、家族カードがあればその家族も無料でラウンジに入れます。
またカード会社が認めていれば、家族会員にも旅行傷害保険が適用されます。急病やケガなどの際に、クレジットカード付帯の保険は役に立つサービスです。
家族カードの特典として明記されている保険であれば、加入に際して保険費用が別途発生することはありません。
ただし、家族カードの会員にも保険が適用されるかどうかは、各クレジットカードによって異なりますので、規約を確認しましょう。いくつか例をご紹介します。
- アメックス:家族会員も保険サービスの補償対象になる
- 三井住友カード:家族会員も保険サービスの補償対象になる
- JCB:家族会員も、本会員と同様の補償を受けることができる
- dカードGOLD:補償の対象者はdカードGOLDの本人会員と家族会員
- エポスカード:保険の対象は本会員のみで、家族カードは対象外
本会員のクレヒスを作ることができる
クレジットカードを継続して利用すると、会員が支払いを確かに行ったというクレジットヒストリー(クレヒス)が積み重ねられます。
クレヒスは金融会社からの信用性を表すもので、「この人はきちんと支払いをする人」と評価されると、上級のハイステータスカードをもてたり、ローンの申込に通りやすかったりと、さまざまなメリットがあります。
将来住宅や車のローンを利用する可能性があるなら、家族の分も自分のクレヒスにすると良いでしょう。
明細を管理しやすい
家族カードの利用分は、本カードの利用分と合算されて本会員が支払う流れです。明細も本会員に届き、家族で支払いを一本化できるので、家計が見えやすくなるメリットがあります。
家族の食費・日用品費といった消費の実態がより把握しやすくなり、家計を改善するためのポイントも見つけやすくなります。
さらに家計管理に役立てるなら、特定の利用目的のみに家族カードを使うのも有効です。例えば家族の外食の際に家族カードを使うと決めれば、1カ月間に何回外食をしたのか、合計いくら支払ったのかが一目瞭然になります。
我が家はこの出費項目が多いんじゃないか?と感じたら、家族カードで支払いを統一することで、出費状況を判断しやすくなります。
おすすめの家族カードつきクレジットカード
ここからは、家族カードを発行するのにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
マイルが貯まるクレジットカードなら!アメックス・ゴールド
- ポイント還元率:1.0%~
- 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
- 発行元:アメリカン・エキスプレス
- 年会費:29,000円(税別)
- 家族カード発行にかかる費用:1名まで手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
マイルを貯めて家族旅行に出かけたい方なら、アメックス・ゴールドが有力な選択肢になります。ゴールドカードとして非常に知名度があり、旅行や保険などの特典も充実しています。
アメックスのポイントは一度何かに交換してしまえば、それ以降は有効期限がなくなるのが大きな特徴。これを生かし、無期限で好きなだけポイントを貯めてから、マイルに交換できます。
家族カードに関しては、家族会員1名まで発行手数料・年会費が無料です。ゴールドカードでありながら、家族カードが無料で利用できるのは大きなメリットです。
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
36,000円 | 2人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.4~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 金属製メタルカード
- 年1回の無料宿泊特典(年200万円の利用時)
- Amazon、Yahoo!ショッピング、JAL等でポイント3倍
- コース料理1名分無料サービス
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- プライオリティパスが年2回無料
- 充実の付帯保険(返品・旅行キャンセル・航空便遅延まで補償)
- 海外で入院の手配まで行ってくれる日本語電話サポート
他のアメックスカードの家族会員の年会費とも比較してみました。いずれもアメックス・ゴールドに近い年会費のカードです。
- アメックスゴールド:1名まで無料、2名以降:12,000円(税抜)
- ANAアメックスゴールド:15,500円(税抜)
- アメックス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード:17,500円(税抜)
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:15,500円(税抜)
コスパの良いゴールドカードなら!イオンゴールドカード
- ポイント還元率:0.5%~
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB
- 発行元:イオンカード
- 年会費:無料
- 家族カード発行にかかる費用:無料
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高3,000万円
イオンゴールドカードは招待制のカードで、イオンカードを年間100万円以上利用した方のみが入手できます。ゴールドカードですが、通常のイオンカードと同様に年会費無料です。
家族カードも発行費・年会費は無料で、3枚まで発行することができます。イオンで買い物をすることがある家族に持たせることで、さらにポイントが貯まります。
年会費無料ですが、ゴールドカードならではのメリットも備えています。国内の主要な空港ラウンジを無料利用できるので、国内旅行で便利です。
全国のイオン店舗の中にあるイオンラウンジに入れるのもメリット。買い物の途中で立ち寄り、休憩するのにピッタリのスペースで、フリードリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧サービスもあります。
さらに海外旅行傷害保険は最高5,000万円を補償。年会費無料のカードとしては、至れり尽くせりの特典内容といえます。
家族カードがお得なJCBプラチナ
- ポイント還元率:0.5%~
- 国際ブランド:JCB
- 発行元:JCB
- 年会費:25,000円(税別)
- 家族カード発行にかかる費用:1名まで手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高1億円
JCBのプロパーカードである、「オリジナルシリーズ」のうち、上から2番目のランクに該当するカード。プラチナカードだけあり、グルメ・旅行関連で贅沢な特典が付いています。
- グルメベネフィット:高級レストランで2名以上のコース予約で1名分が無料
- プラチナ・コンシェルジュデスクを24時間365日利用可能
- 世界で約1,000カ所の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスを付帯
- 国内・海外航空機の遅延保険を付帯
プライオリティ・パスは最上級のプレステージ会員であるため、年間に何回でも無料でラウンジを利用できます。通常は429米ドルの年会費がかかるサービスであり、これだけでも年会費の元を取れます。
家族カードについても、1名まで無料となっていますので、家族会員もJCBプラチナの豪華な特典を利用できます。家族それぞれの好みに合わせて、特典を楽しんでみてください。
家族カードが無料で充実の特典!TRUST CLUB プラチナ マスターカード
- ポイント還元率:0.5%~
- 国際ブランド:Mastercard
- 発行元:三井住友トラストクラブ
- 年会費:3,000円(税別)
- 家族カード発行にかかる費用:手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高3,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高3,000万円
TRUST CLUB プラチナ マスターカードは、年会費3,000円と格安のプラチナカードです。破格ともいえる年会費ですが、プラチナカードならではの特典も付帯しているので、お得にプラチナカードのサービスを利用したい方は見逃せません。
- 高級コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料
- 国内の主要な空港ラウンジを無料利用できる
- Mastercardが提供する「Boingo Wi-Fi」を利用できる
- 世界中の提携ホテルで特典を受けられる「クラブホテルズ」
格安であるとはいえ、プラチナカードに求められる特典が数多く付帯していることが分かります。家族カードも無料で発行でき、家族会員も特典を楽しめます。
公式サイトTRUST CLUB プラチナ マスターカード 公式サイト
メインカードにするのにおすすめ!楽天カード
- ポイント還元率:1.0%~
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB
- 発行元:楽天カード
- 年会費:無料
- 家族カード発行にかかる費用:手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:なし
楽天カードは、年会費無料でポイント高還元率のカードの代表的な存在です。楽天関連での利用でポイント還元率がアップするので楽天ユーザーには必須のカード。
楽天以外でも1.0%の還元率があるため、日常の買い物など普段使いに最適です。
家族カードも年会費は永年無料であり、家族で楽天ポイントをまとめるサービスもあります。単独でも楽天ポイントが貯まりやすいですが、家族カードも活用すればさらに多くのポイントをゲットできます。
法人カードなら!オリコ EX Gold for Biz
- ポイント還元率:0.5%~
- 国際ブランド:VISA、Mastercard
- 発行元:オリエントコーポレーション
- 年会費:初年度:無料
- 2年目以降:2,000円(税別)
- 家族カード発行にかかる費用:手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:なし
年会費が格安のゴールドカードとして、企業の経営者に人気のカードです。法人カードであり、ビジネスでの決済をプライベートと分けて管理することができます。
法人カードは、追加カード会員として3名まで無料発行できるのが大きなポイント。追加カードを家族に持たせて、家族カードのように利用することができます。
公式サイトOrico EX Gold for Biz 公式キャンペーン
年会費無料でのおすすめカード:Orico Card THE POINT
- ポイント還元率:1.0%~
- 国際ブランド:Mastercard、JCB
- 発行元:オリエントコーポレーション
- 年会費:無料
- 家族カード発行にかかる費用:手数料・年会費とも無料(3名まで)
- 海外旅行傷害保険:なし
- 国内旅行傷害保険:なし
年会費無料でポイントが貯まりやすいカードとして、Orico Card THE POINTも人気を集めているカードの1つです。本会員・家族会員とも年会費無料で利用できます。
通常のポイント還元率は1%で、入会後6か月間は2%にアップ。ネットショッピングで利用する差に「オリコモール」を経由することで、0.5%分のポイントがプラスでもらえます。
注意点として、旅行傷害保険は付帯していないので、旅行に行く際は別のカードや保険で用意しておきましょう。
電子マネーで、iDとQUICPayの2種類が使えるのも大きなメリット。この2つに対応しているため、使えるお店がかなり多いです。
両方に対応している店に加え、どちらかのみ対応しているお店も、Orico Card THE POINTが一枚あればすべて利用できます。
電子マネー決済はクレジット決済よりスピーディーで、忙しい方には特に便利です。
公式サイトオリコカードザポイント 公式キャンペーン
電子マネーチャージでもポイントが貯まる!リクルートカード
- ポイント還元率:1.2%~
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB
- 発行元:VISA、Mastercardは三菱UFJニコス、JCBはジェーシービー
- 年会費:無料
- 家族カード発行にかかる費用:手数料・年会費とも無料
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円
リクルートカードも年会費無料&高還元率カードとして人気です。還元率1.2%と、REXカード並みの高還元率を実現しています。
電子マネーへのチャージでポイントが貯まることもおすすめポイント!JCBならnanaco、モバイルSuica、VISA・Mastercardならnanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージでポイントが貯まります。
ただし電子マネーチャージでポイントが貯まるのは、月間30,000円までなので注意しましょう。
貯まったリクルートポイントを活用するなら、Pontaポイントへの交換がおすすめ。1,000P=1,000Pと等価交換ができ、Pontaの加盟店でポイントを利用できるようになります。
リクルートカードは総合的にお得なクレジットカードです。
よくあるQ&A
家族カードについてよくある質問・回答をご紹介します。
申込難易度は?
家族カードのメリットとして、申込に通過しやすいことが挙げられるほど、申込は難しくありません。
家族カードの申込では、本会員との家族関係を確認することがほとんど。年収や勤続年数など、家族会員の経済状況をチェックされることはありません。
家族会員の申込が簡単なのは、実際に料金を支払う人間ではないから。利用料金を支払うのはあくまで本会員なので、経済面でのチェックは不要なのです。
家族カードが作れる「家族」とは?
「家族」とは一般的に、生計を同一にしている配偶者・子ども(18歳以上)・両親などのことを指します。これらの属性であれば、申込に通過する可能性が高いです。
ただし、生計を共にしていない家族は申込で通らないことが多いです。また義理の両親・祖父母などについても断られる可能性が高いです。
例外として、楽天カードは同性パートナー(LGBT)のカップルでも家族カードの発行が可能です。家族カードが発行できるのか気になる場合は、カード会社に電話して確認してみましょう。
申込する上での注意点は?
家族カードに申込むうえで、以下の注意点も把握しておきましょう。
- 利用限度額は、本会員カードの利用枠に依存してしまう
- 家族カードではキャッシングはできない場合もある
- 家族会員自身のクレヒスが育たない
- 本会員のクレヒス悪化によるカード停止になれば利用できない
- 購入したものが本会員にバレる ・新規入会ポイントがもらえない
- 本会員が学生や専業主婦の場合、発行できない
- 家族が金融事故を起こしていた場合、発行できないケースもある
家族カードは、独立したクレジットカードではなく、従属的なカードです。利用可否・利用枠などは、本会員の状況に左右されることが多いと覚えておきましょう。
家族会員のクレヒスも育たないので、特に子どもの場合は将来ローンを組む可能性があるなら、一定の年齢までにとどめておくのが良いかもしれません。
例えば就職したら家族会員をやめることが考えられます。実家を出て独立するなら、生計を同一にはしなくなるケースが多いでしょう。
カードと家族カードを同時に申込した場合同時発行可能か?
同時に申込みした場合、家族カードは本カードとは別送の扱いになることもあります。よって、本カードとは受け取りのタイミングがずれることも考えられます。
それほどタイムラグが空くとは考えられませんが、数日程度のずれはあってもおかしくありません。本カード・家族カードを同時に利用する予定がある場合、日程に余裕を持って申込むことがおすすめです。
家族カードが発行できないカードってあるの?
実は、一部のクレジットカードには家族カードが発行できないものもあります。具体的には、エポスカード、ACマスターカードなどです。
また「家族カード」ではなく、「追加アカウントカード」など別の名称になっていることも。申込む際に家族カードの情報が見当たらない場合、カード会社に確認するのもおすすめです。
まとめ
家族カードを発行するメリット・発行方法・おすすめのクレジットカードなどをご紹介しました。家族が使った分も本会員に請求が来るので支払いをまとめることができ、上手に活用すれば便利なカードです。
家族カード会員も本会員と同様の特典・サービスを受けることができ、普段のショッピングはもちろん、旅行などでも役に立ちます。家族でポイントやマイルを貯めて合算することもできるため、上級クラスの特典にも手が届きやすくなるかもしれません。
家族カードは申込も簡易で、発行までのハードルが低いのもメリット。ただし使いすぎにならないよう、家族である程度のルールを決めておくのが望ましいでしょう。
ほぼすべてのクレジットカードでは家族カードを発行できますが、家族カードに付帯する特典はさまざまです。
アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカードは、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムなど一部を除き、家族カードも本会員カードとほぼ同じ特典を享受できて流麗です。
アメックスカードの特徴と価値は?アメリカン・エキスプレスのクレジットカードの品質
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アメックスの入会キャンペーンは特典が充実!ポイントやマイルのプレゼント
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アメックスには多種多様なクレジットカードがあり、ニーズに応じて選択できます。
カード名 | 税抜年会費 (家族会員) | 主な特徴 |
---|---|---|
アメックス・グリーン | 月会費 1,000円 (500円) ※年コスト 12,000円 (6,000円) | 1%のANAマイル付与率、便利な店舗で3% ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる) ポイントフリーダム、年会費の支払い、ANA SKY コインなどマイル以外も魅力的なポイント 充実の付帯保険(特にショッピング保険・リターンプロテクション) 会員は空港ラウンジ無料 アメックスグリーンオファーズ ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる) 海外旅行では24時間日本語で無料電話サポート(グローバルホットライン) エクスペディア・一休.comの割引 アメックスの充実のイベント(清水寺・醍醐寺・横浜花火祭り・東京湾大華火祭・ゴルフコンペなど) |
アメックスゴールドプリファード | 36,000円 (2名無料) | フリー・ステイ・ギフト 年1万円のクレジット スタバカードチャージ20% ポケットコンシェルジュ20% 充実の付帯保険(返品・旅行キャンセル・航空便遅延まで補償の海外旅行保険) コース料理が1名分無料 プライオリティパスが年2回まで無料で利用可 海外旅行先での24時間日本語サポート(案内だけではなく手配まで) アメックスの京都ラウンジ |
アメックス・プラチナ | 150,000円 (4名無料) | 秀逸なコンシェルジュサービス 有名ホテルの上級会員の資格「ホテルメンバーシップ」 ファイン・ホテル・アンド・リゾート フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊2名分) レストランのコース料理が1名分無料「2 for 1 ダイニング」 KIWAMI 50 国内旅館の優待、手荷物無料宅配、エアポート送迎 アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション スポーツクラブ・アクセス、プライベート・クルーズ インターナショナル・エアライン・プログラム 最上級の付帯保険 セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介 セカンド・プラチナ・カード 毎年の誕生日プレゼント |
アメックス・センチュリオン | 初年度 合計85万円、2年目以降350,000円 (無料) | 希少なチタンカードの発行 秀逸なセンチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ 有名ホテル・グループの上級会員の資格 エミレーツ・スカイワーズ・ゴールドのステータス JALのファーストクラス/ANAプレミアムクラスへのアップグレード センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート 国内外のエアポート無料送迎サービス インターナショナル・エアライン・プログラム アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション プライオリティパスが同伴者2名まで無料 京都瑠璃庵 最上級の付帯保険(傷害・疾病治療費用2000万円) 通貨盗難補償(1旅行につき10万円) |
マリオットアメックスプレミアム | 45,000円 (1枚無料) | 毎年1回、世界中で利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼント マリオットボンヴォイのプラチナエリートを取得可能 ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能 (マリオットボンヴォイのポイントの価値) ※マイル還元率1.25%・宿泊なら3%前後 保有しているだけでマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要) |
ヒルトンアメックス | 15,000円 (1枚無料) | 一般加盟店2%・ヒルトン3%ポイント還元 ヒルトンゴールド ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) HPCJの入会優待 |
ヒルトンアメックスプレミアム | 60,000円 (3枚無料) | 一般加盟店3%・ヒルトン7%ポイント還元 ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) ウィークエンド宿泊特典1泊 (1泊は無条件、 年300万円利用で+1泊) HPCJ関連ベネフィット |
ANAアメックス | 7,000円 (2,500円) | ANA航空券はマイル付与率2.5% 空港ラウンジが利用可能(同伴者1名無料) アメックス・グリーンと一部同じ特典 ANA一般カード特典 |
ANAアメックス・ゴールド・カード | 31,000円 (15,500円) | ANA航空券はマイル付与率3% アメックス・ゴールドと一部同じ特典 ANAワイドカード特典 |
ANAアメックス・プレミアム・カード | 150,000円 (4名無料) | ANA航空券はマイル付与率4.5% アメックス・プラチナと一部同じ特典 ANAプレミアムカード特典 (国内線のANAラウンジを利用可能) |
デルタ スカイマイル アメックス | 12,000円 (1名無料、 以降6,000円) | デルタ航空でのマイル付与率が2% 入会・継続・年間利用ボーナス シルバーメダリオンが付与 スカイチームエリート アメックス・グリーンと一部同じ特典 |
デルタ スカイマイル アメックス・ゴールド | 26,000円 (1名無料、 以降12,000円) | デルタ航空でのマイル付与率が3% 入会・継続・年間利用ボーナス ゴールドメダリオンが付与 (ステータスマッチにも便利) スカイチームエリートプラス アメックス・ゴールドと一部同じ特典 |
ペルソナSTACIA アメックス | 14,000円 (7,000円) | 阪急百貨店・阪神百貨店の還元率が無条件で10% 阪神阪急グループ対象施設で最大3% 阪急うめだ本店でのサービス |
アメックス・ビジネス・グリーン | 12,000円 (6,000円) | 1%のANAマイル付与率 JALオンライン 福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員 充実の付帯保険 本人だけではなく同伴者1名まで空港ラウンジ無料 海外旅行先での24時間日本語サポート(案内だけではなく手配まで) 手荷物無料宅配サービス(往復) |
アメックス・ビジネス・ゴールド | 33,000円 (12,000円) | ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン 東京・新宿・博多駅構内からホテルに手荷物無料配送 ヘルスケア無料電話健康相談 充実の付帯保険(返品・旅行キャンセル・国内航空便遅延まで補償) |
アメックス・ビジネス・プラチナ | 150,000円 (4名無料、 以降12,000円) | 秀逸なコンシェルジュサービス 有名ホテルの上級会員の資格 ファイン・ホテル・アンド・リゾート 年1回の無料宿泊2名分 予約困難店の照会・予約などのダイニング特典 国内旅館の優待、手荷物無料宅配、エアポート送迎 アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション 最上級の付帯保険(ビジネス家電・カーピッキング・ゴルフ保険も) セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介 |